供養のための道具たち
三つ具足について
燭台・花立・香炉
仏壇にお供えする仏具の中に三具足(みつぐそく)とよばれるものがあります。線香を立てる香炉、華を立てる花器、蝋燭を立てる燭台(火立)の三つです。ご本尊様に向かって、右手側に燭台、左手側に花器、中央に香炉がおかれます。
お線香の香がくまなく行きわたり、心と空間を清らかなものにする。蝋燭の火が心の闇を照らし歩むべく道を正しく示す。朗らかな華が心を穏やかにして心にゆとりと潤いをもたらす。お線香と華そして蝋燭の三つの供物が日々の供養の土台となります。
供物台
ご本尊様、ご先祖様への日々の供養では、お線香、お華、蝋燭以外にもお供えするものがあります。ご飯を炊いた際には、最初にお供えしたり、お茶、お水をお供えすることや、故人の生前好きだったもの、いただきもの、季節の作物など多岐にわたります。様々なお供えものは、普段の生活をおくることができることをご先祖様に心を落ち着けて感謝する時間でもあります。
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山梨仏具オリジナル 欅仏具
日本を代表する銘木「欅」は、良質の材とされ、古来より建築、家具、器具材として用いられており、古代工芸美術の逸品は、今の時代にも現存するほどの堅牢性を誇ります。何世代にもわたってご使用いただく仏具だからこそ、美しい木目と堅牢な特性を持つ欅の製品をぜひお選びください。
欅仏壇 妙Ⅱ(仏具設置例)